株式会社ブロード代表・姫野惠悟のホームページへようこそ。

米国ヨセミテ公園のマリポーサにあるGIANT SEQUOIASは高さ6600フィート（約200m）で推定2700才だという話しでした。小さい頃（小学校2年ぐらい？）からイエローストーン公園の巨大な間欠泉とヨセミテ公園のジャイアントセコイヤは将来必ず一度は現物を見たいものだとずーつと思っておりました。そんな方も多いと思いますが、世紀末の今年8月、2泊3日でヨセミテ公園へ行くチャンスを得ました。サンフランシスコの高速道を乗り継いでなんと7時間もかけて公園近くのホテルに入りました。（多分400km程走ったことになると思います）とにかく湿気がなく、乾燥が激しく山火事注意報が出されるところでした。
公園は滝が多く（どこも同じでしょうが）春の雪どけの時期が最も水量が多く（5～6月頃）無数の滝がヨセミテ川に流れ落ちるのがとても美しいとのことでした。残念ながら８月の上旬は、一番下まで一直線で落ちる滝は１つしかありませんでした(グレーシャスポイントからみえます)すべてのジャイアント･セコイヤが生き延びるのではなく、過酷な環境で見事に数千年いきるヤツがいるのでした。同じ木たちと競争して生き残る術を持っているのでした。最初にびっくりしたのは、木の表面が異常に軟らかいと言うことでした。
まるでゴムまりのようにプリプリしていました。次に必ずと言っていいくらい火事に遭っていて木のどこかに焦げ後が残っていました。又、あっちこっちで山火事の後があり、その中に生き残ったセコイヤがポッンポッンと立っている異様な光景を目にしました。素人考えですが、セコイヤは木の表面だけを犠牲にして生き延びてるのだろうと思いました。又、山火事により他の木との生存競争に勝って増々大きくなるチャンスを得たのだと
思いました。一般的に大きな杉とか桧は、外側がとても固くなると思っていたものですから、このしなやかさには本当に驚ろかされました。じっと見ていると大きな縞ヘビの模様のようにも見えてくるのでした。現在1番長生きしているのは、高さ6600フィートで推定2700才とのことで、ゲートから歩いて20分程山を登った所にありました。何と言って良いかわからない感動を覚え、しばし巨木を前に佇むのみでした。「百聞は一見にしかず」皆さん、是非一度見に行って下さい。
（注）足に自信の無い方でも30分に1回トロッコバスを待って乗られれば森全体を1周してくれます。ヨセミテ公園はゲートが3つあり、1日で全体を見ることは出来ません。最低2泊3日は用意なさったほうが良いと思います。又、入場料を1回（確かクルマ1台17＄ぐらいだったと思いますが、1週間有効ですので捨てないようにして下さい）支払います。ゲートを入る少し前のすぐ左に国立公園では珍しいゴルフコースがあります。ノンビリ家族ゴルフも良いかもしれません。
2～3年後には、必ずイエローストンに行ってみたいと思ってます。今回はサンフランシ　スコ往復でしたが、サンフランシスコーヨセミテーラスベガス一口スで1週間のドライブコースはいかがですか？わずか2泊3日で何と千マイル（1600Km）以上走りましたが、久ぶりにとても爽快な気分の旅でした。