2023.06.09
4年ぶりの海外出張---⑤ スペイン/バルセロナより
バルセロナでは、サグラダ・ファミリアをゆっくり見るのを楽しみにしています。2日に分けて2つのタワーに行きます。(生誕の塔と受難の塔)
5/15(月)
地下鉄に乗ってSagrada Familia駅に8:30頃着いて、出口を出ると目の前に巨大な塔の集合体に圧倒されました。
とにかく「百聞は一見に如かず」の言葉通り、大迫力でせまって来ました。
すでにたくさんの人がスマホやカメラで外観を撮りまくってました。まだ早い時間なのですが、予約をしてないと入れないので、しばらく外でならんで、9時には1階に入る事が出来ましたが、その中の大きさと異様とも思える形態で首が痛くなるのも忘れて、スマホで写真を撮りまくりました。
9:30少し前に「生誕の塔」のエレベータに乗る為にならぶとすぐ8人乗りのエレベータで、あっと言う間に50mの高さまで登り、何んと帰りは歩いて狭い階段を降りなければいけないとわかり、とてもがっかり。
所々外が見えるのですが、細かい柵が有り、スマホではとても映らないのです。
外を見るのもそこそこに、何とか下までたどり着けましたが、足・腰の悪い人やお年寄りの人は難しいと思いました。
日本のガイドブックなどは、その素晴らしさしか伝えてないのですが、人によってはとても危険なので一言注意がほしいと思います。(確かに間違いも有ります)
日本の屋久島の縄文杉なども途中からとても危険(急な坂が続く)で、60才以上の人は医者の許可がいるようですが、まさにその通りです。
又、世界遺産などの人気の観光名所は、スマホで前もって許可をもらわないと当日券などはほとんど買えないし、ものすごくならぶ事になります。
帰りは希望に応じてエレベータを使えるようにしてもらうなどのなどの配慮が有るべきです。姫野個人の体力問題ですが、少し興ざめでした。
又、スマホを使えない人は旅行に行き難くなる時代となります。
塔に登らなくても一階を見るだけでも十二分の価値があると思います。
少しお土産を買って(帰りは必ずお土産屋を通って出口になってます)出たのが10時半頃でしたが、外はものすごい人が集まっており、人気と興奮がムンムン伝わって来ました。
地下鉄に3つ乗って、グラシア通りに有る4つの有名な建造物をノンビリ歩きながら見て来ましたが、どこもツアーでごった返しておりました。(有名なガウディのドラゴンをたくさん買いました。どう見てもトカゲだと思える不思議なドラゴンです)
よくまああのような建物を設計し建築したものだと少々呆れました。美的では有るけれども、住むのには不向きですね。
ホテルはカタルーニャ広場のグラシア通りの近くに有るのですが、朝食はとてもまずく、部屋に冷蔵庫は有る物の、湯沸器やその他一切のサービスは無く、とても残念でした。2番目のポルトガルのホテルのほうが、ビジネスには向いていない様でした。
食事はポルトガル程塩味は濃くなかったのですが、あまり姫野の口には合いませんでした。もう少し日本に帰るまで我慢我慢です。
またまた日本の良さを思い知らされました。
5/17(水)
最後のバレステロスの日となりました。
休養日を兼ねて、今日は一人でノンビリ過ごすことにしました。
残念ながらまだ脚のモモの痛みはかなりひどいのですが、日々良くなりそうです。
又、風邪も大分回復して来てますが、とにかく肺炎にならないよう十二分に気を付けてます。
百貨店(日本の三越のような)El Corte Inglesでゆっくり見物し、モモ&りんごのお土産も買いました。
9Fからはバレステロスが一望出来、ここでゆっくり食事をすればよかったと思いました。
又、B1は巨大なスーパーマーケットで、無い物は無いぐらい品が豊富でした。
結局夜はアルゼンチンの熟成牛を食べに行き、久しぶりのおいしいリブアイを食べました。
5/18(木)
夕方のヒースロー行きの飛行機を朝10:00に変更してもらい、1時過ぎにはイギリスのヒースロー空港に着いたのですが、ターミナル5からターミナル2のヒルトンホテルまで1時間半程歩かされました。
今回ホテルを空港近くにしたのはまったくの失敗でした。
各空港ともとても広く、さっさとTaxiに乗って街中のホテルにしたほうが良かったようです。
東京羽田行きのANAがヒースローの夕方5時頃しか便が無く、又、出国や入国手続きがコンピュータ化されているのですが、まだまだ完成度は低いようで、最悪はどの国もセキュリティチェックに1~2時間並ばされるのは同じで、たくさんの人がいるのに無駄が多すぎるというのも思います。国内旅行のように楽に出来ない物かといつも考えてます。
今回4ヶ国回ったのですが、ポルトガルとスペインに初めて行ったのですが、両国とも街中はとてもキレイで日本のようですが、日本のように東西南北を意識した街作りをしていないようで、あちこちある広場から放射状に道が出来ている為、慣れるまで地図を頭に入れるのが難しいようです。
又、ポルトガルは歩道・車道とも細かい石を敷きつめて見事でしたが、少々歩きにくいのと、メンテに難が有るようです。
スペインは道路以上に歩道が広く、素晴らしい街並みを形成してました。
ただ、食事は塩味が濃すぎて姫野は苦手の部類でした。
両国ともこの遺産を守って行くにはかなり大変と思うのですが、それが出来るのが両国かも知れません。
今回久しぶりの海外で、姫野の年令をつくづく考えさせられる事になりました。
やはり体力をいかに維持して行けるか。
その為には細かいスケジュール作成と、ホテルの選定が大切なのです。
特にホテルは湯沸しが有るか、冷蔵庫が有るか、時計が有るか、温度調整(エアコン)が可能か等、これらが最低の条件になりそうです。
昔のように飲んで酔っ払って朝を向かえれば良いホテルでは難しいのです。(昔のように酔いどれになるまで飲んだ事は遠い昔の事なのです。)
又、いくつか現地でツアーに入ったのですが、これも大失敗でした。最大の失敗はサグラダ・ファミリアの塔にエレベータで登り、ガウディの作ったすべり落ちそうな狭い階段を帰りはおりた事でした。2日程前モモが強烈に痛く、2日程閉口しました。それでも知らない土地で様々な物を見たり、人と接触する楽しみは何事にも代えがたい物でした。
今度は久しぶりにアメリカに再チャレンジしたいと思います。
珍しいガウディの塔の裏側の写真です。
ピカソ美術館にも行って来ましたが、ピカソの若い時からの絵もたくさん有り、大変興味深く見て来ました。
又、エルコルテイングレスの百貨店ではたくさんの魚貝類と豚の足を売ってました。