2016.11.16
ついてない米国出張でした
今回は久しぶりに正規料金でJALに乗せてもらったのですが、トラブルの連続でした。
今年の3月と6月の米国は、ANAとUNITEDの貯まったマイルを使い、ほとんどタダだったのです。
成田のJALカウンターで、受付嬢が、なぜ正規料金なのに3席の真ん中のE席なのかと言った顔をして、満席ですみませんと言う。
変だなと思って搭乗してみたら3席の間で、まるで犬小屋に入るようで、成程なと思った。
日本食を頂きながらシンゴジラの映画を見た。
食事はボリュームもあり、大変美味しかったのですが、「シンゴジラ」がなんでそんなに話題になったのか不思議な感じがした。
福島原発事故や日本の政治を皮肉った大人のパロディと思えば良いのかもしれませんが、ケチな姫野としてはお金を払って劇場まで行く気にはなれませんでした。
いつもの通り、たくさん赤ワインを飲んで目が覚めたら到着1時間半前でした。
ロスで入国手続きをしてAAに乗り換えるのですが、ここでまた一つトラブル。
パスポート期限が6か月を切るとESTAの自動マシンを使えなく、残念ながら長蛇の列に並び、1時間近くかかってしまいました。
それから荷物を取り、AAの国内線に移動したのですが、歩いたら5分のところ、改めてセキュリティチェックとExitコントロールがあり、続々と並ばされて、また1時間程かかってしまいました。
次の乗り換えに3時間ありましたので事なきでしたが、偏西風が強くなければ危ないところでした。
無事ベガスのホテルに着いたのですが、これが3番目の大きなトラブルで、チェックインができず、3時間も待たされてしまいました。
部屋へ入ったのは5時半頃でした。
次に4番目のトラブルは、テレビが全く映らなかったのです。
ハウスキーピングやフロントに何度言っても改善されず、3日とも静かな時間を過ごしました。
日曜日にベガスでマラソン大会が行われたせいのようですが、ウエスティンホテルはお勧めできません。
メイン通りから離れていて、静かでよいと思いますが、マネジメントされていないと思います。
部屋のクリーニングを朝頼んでも、来たのは夕方でした。
5番目の大きなトラブルは、上記の事があって土曜日に行く予定だった馬具屋に行けなく、しかも頭の中から日曜日がクローズだということが欠落しており、次の日の朝タクシーを飛ばして行って、やっと目的の店を見つけ降りようとしたらタクシードライバーが買い物はどれだけかかるか聞くので15分程と言ったら、30分後に迎えに来てくれると言うので、お店で頼んでも良いと思いながらOKした。
タクシーを下車してお店のドアが開かないので回りを見たらSunday closedとなっていた。
仕方なく、お店の前でタクシーが来るかどうか、少し心配しながら待っていたら、予定通り迎えに来てくれて本当に助かりました。
こんなトラブル続きの時もあるのかと思い直して、持ってきた岡 潔の「日本の心」をホテルでゆっくり完読&熟読しました。
おかげで少し心が落ち着きました。
追) |
近頃「和算」に始まって「数学する身体」これの元となった「建築する身体」、「数学する身体」の作者の精神的な基礎となった岡 潔の「日本の心」まで読みました。 この次は岡 潔の精神的支えとなった道元禅師の「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」を読んでみようと思うのですがハードルが高そうです。 人間ある年代(人によって異なるでしょうが)に入ると自分が何か、何をすべきなのか、何かを残さなくてはいけないのかなど、人生を真剣に考えるようになるようです。 人生最後の欲は「説教欲」と良く言われる所以のようですが、なるべく早く深みのある人生を送れるようにしていきたいですね。 晴天が続くラスベガスより |