2015.04.23
RSA Conference2015に行ってきました-その2
薄暗い朝靄の中、サンフランシスコの空港に鯨の大群が押し寄せて好き勝手に泳ぎ回っている感じがする。
朝6時のシスコは鯨の遊泳から開けていく。
朝4時のホテルの送迎バスに乗るつもりがタクシーが乗らないかというので、4時にはユナイテッドのカウンターに着いてしまった。
シスコからNewarkへの飛行機はまるで磨り減った高速道路を無理なスピードで走っている大型SUVに等しい。
首が壊れそうなくらいで、NYの会社に行って「命かけて来た」と言ったら大笑いされてし まった。
NewarkからのWorldTradeCenterは美しい。そのうちいつものイメージで定着。
NewarkからTampaの空は一面の雲のジュータン。
刻々と変わるそのジュータンを眺めていると年代的にどうしても城卓也のジェットストリ ームのリズムと彼の声が聞こえてくる。
我々60代には絶対忘れられない原点の1つに違いない。
Tampaはなんと90°F(32℃)NYは4℃で28℃の差、身体が持たないと思うがホテルは 16℃ぐらいなので風邪に気をつけないといけない。
今回RSAで契約する事になったBromium社のCTO.Mr.SimonCrosbyが姫野に言ったのは、我々は広くユーザに合せていくつもりは無い、セキュリティに関し、強い意識と考えがある会社に使ってほしい。
ブロードが30年近くこの業界で生きてきた事にそのプライドを感じる。
是非日本のサポートに力を入れるので一緒にやろうと言い切った。
初めての面会でこれほど明確に、しかも姫野の心情と一致した米国人は本当に珍しい。
そんな事が夢のように思われるTampaの気候でした。