2021.10.27
柳家小三治のま・く・ら
落語好きの方々だけでなく、先月亡くなった柳家小三治のまくらの中身の濃さと長さはとても有名でした。
いつ本題に入るのだろうかと、こちらが心配するくらいなのですが。これ(まくら)だけで2冊の本になっていることが分かり、落語が趣味と豪語なさってる太田さんに聞いたら、音でも本でも手元に有るとのことで、図々しくも本をお借りした。
小三治の遺言(?)ではないのですが、自分が舞台で語っているのをイメージして読んでほしいと本に書いてあったので、何度か生で見に行ったリズムを思い出しながら2冊(1冊500頁程)を土・日で読破しました。
とにかく面白く、読む人の人生観を変えるほどの迫力が有りました。
姫野との共通点が有り、物理的に頭が大きく、日本製の帽子は無理(62㎝)なのが一つ、後はとにかくいろいろな経験をしていて、物の見方がとても似ているのです。
復刻版も近々出るとの事で、社員教育に持って来いと思いオーダーしました。
最近たくさんの本に会ってますが、今年最大のヒットです。
皆さん是非是非お読みください。
笑い転げるほど楽しく、又物凄い人生の洞察力に言い知れぬ高揚感と満足感を覚えます。