2021.07.26
不耕起農法
10数年前に青森県の林檎農家で農薬を全く使わず、木の下の下草も刈らず、自然栽培で有名になった方がいらっしゃいました。
昔から林檎の農園に夏行くと、びっしりと農薬がまかれ、それを見てから日本の農業にとても不安と不信感を持ったものです。
近年ではアジアやアフリカの農業でも農薬を極力使わず、下草も刈らないで生産性を30%upさせる試みが多く見られるようです。
特に下草を刈らないと草の根が土地を豊かにし、たくさんの微生物を育て、草も最後には土の肥料となって善の循環となり、他の生物も育てる事になるのだそうです。
話しは変わりますが、ここ数年芝の手入れを怠ったせいで芝が草に負けてしまい、娘の為に人工芝を入れてドッグランを作ったのです。
柵の外側は雑草が我が物顔ではびこり、あれよあれよと思う間に3カ月ほどで草がどんどん入れ替わっては花をつけて枯れ、又次の草が伸びて来るのが良くわかった。
自然のたくましさを思い知らされました。
無粋な話ですが、下の娘はドッグランでしか大小をしなくて、用を足すときは昼夜関係なく必ず姫野にしか言わない(目か舌でチョロ)ので大の始末も良くするのですが、2~3時間ほっておくと必ずと言っていいくらいナメクジが2~3匹ついているので、庭も豊かになって来てると実感してます。
追) |
今年は「白いちじく」の最初に大きな実が成る(姫野は昔から花いちじくと呼んでます)6月から7月にかけてたくさんの実が有ったのですが、何んと10個ほど続けて鳥に食べられてしまった。 せっかく楽しみにしてたので頭に来て、防鳥ネットを買って来て、やっといくつか食する事が出来た。 でも採るのが少し遅れると、100匹程のアリに食われてしまうので、実が成ってる時は気が気でないのです。 最近、コロナ禍でホームワークする事がほとんどとなって、毎朝4時頃に下の娘に起こされるのですが、7月に入りそのまま起きて机に向かって本を読むようにしてます。 前はベッドに持ち込んで読んでいたのですが、腰を痛めてから改める事にしました。 そのお陰で1日1冊のペースでかなり厚い本も楽に読めるので、結構楽しんでます。 最近心に残った本をいくつか紹介します。 最初は「ぼく モグラ キツネ 馬」です。
ケーキが好きだったモグラがハグに目覚める話です。
又、「13歳からのアート思考」では、モネの絵を見ての子供の「かえるがいる」についてのコメントがとても気に入り、読みました。
姫野が18歳で東京で浪人して、初めてモネの睡蓮を東京駅近くのブリヂストン美術館で見て2時間ほど見入って居た事をなつかしく思いだしました。 次は姫野が今も親しくしている元IBM常務の水谷(みずや)さんの部下の永井さんの本です。是非マーケティングの勉強を皆さんやりましょう。
最後は習近平に関する本ですが、戦略のパラドックスについて語っている恵らしい本です。 面白かったのはバイデン政権で問題の人としてジョン・ケリーとスーザン・ライスを酷評しているのが印象深かった。 又、ビルゲーツについて、「誰でも何か新しいモノを作ることはできるが、それをコピーするのは天才の存在が必要だ」とのコメントが有るのですが、もうほとんどの人が忘れてしまった事を思い出させてくれた。 50年近く前8bitのPCのOSは今は無くなったCPMが全盛期で、IBMがCPMを買収しようとしたのですが、失敗し、小さい会社だったマイクロソフトのビルゲーツにコピーさせたのだそうです。 ラスベガスでの発表会の当日、ビルゲーツはデモの時1文字も間違えずに打ったのだそうです。実際はバグだらけでもし1文字でも間違えばハングしてたらしいのです。 そんなことがチリバメられた1冊です。 |