2021.04.05
3月に残念に思ったこと2件
久しぶりに3月に2件、とても残念に思う事が有りました。
1つ目はオリンピックの聖火リレー。
イギリスのBBC放送は大分前から、日本の国民の8割が反対しているという聖火リレーを今何故強行するのかわからないと言っていた。
又、島根の平井知事の、オリンピックをやる為に新型コロナを抑え込む事が最優先なのに何故聖火リレーを強行する必要が有るのか、その費用はコロナで困っている人々の対策に使うほうが良い、との意見は、極々わずかのマスコミが伝えていたが、NHK始め大手メディアでの報道は皆無に近かった。
まして聖火リレーはヒトラーが初めてスタートさせたと言った元スポーツ選手はマスコミから排除されたようです。
日本的に過去に決めた事は、誰もが止めると言わないので、チェックポイントも無く、正にNOと言えない日本人です。
姫野としてはテレビの聖火リレーは見たく無いと思ってます。
2つ目は慶應工学部の管理工学科の60周年記念大会です。
40周年、50周年ともに実行委員と会計監事を務め、また企画もやって来たのですが、60周年はコロナのおかげで1年遅れてZOOMで行なわれました。
姫野も年なので若手で、との思いも有り会計幹事もおりて、かなり引いて参加してました。
50才台が中心で頑張ってやってくれたのですが、姫野的には少し残念な内容でした。
すでにご存知の方々も多いと思いますが、日本の大学で管理工学科として残っているのは慶應の理工学部だけなのです。
言って見れば存続の危機なのです。
なのに内容はアメリカのMBAの30年ぐらい前の感覚でした。
お金とかベンチャー投資とか、まるで六本木のホリエモン的な香りがする話しが多かったのです。
資本倫理とか資本哲学とか、現在世界で話題となっている経営哲学や民主主義を牽引する話しがまったくなかった。
アメリカ資本主義の権化のようなスタンフォード大学も大きく舵を切っている時代に、と少し寂しくなりました。
姫野の管理工学科への思いが強すぎる事は確かなのでしょうが、魅力有る学科になるには相当な努力が必要と思い知らされました。
追) |
姫野が慶應病院で世話になってから、何んと50年以上経ってしまいました。 最初の入院は昭和44年4月4日で、今でも良く覚えております。 人生を大きく変えた入院だったのですが、それからも色々大きな病気の治療をお願いして来ました。 最近大きかったのは、15年前の慢性白血病、7年前の心房細動。 みんな自覚症状が無く、早期発見、早期治療で今日まで生き延びて来てます。 そんな慶應病院に何か恩返しが出来ないかといつも考えておりました。 それ相応のお金での寄付も考えましたが、姫野レベルではその他大勢になるのは目に見えており、何か残るものとして思いついたのがセキュリティに関するサービスでした。 いくつかの製品の中で今一番大切な、エンドポイントの外部からの攻撃から100%守るSureClicEnterprise(Bromium)を考えつきました。 世界の医療関係でも実績が多く、ITの進化に遅れがちの病院にぴったりと思いつきました。 病院長からも、寄付としてこんな申し入れは初めてだとの事で、実現に向けスタートする事になりました。 自分の長年世話になっている病院を、世界最強レベルのセキュリティにする夢の実現に向け、地道な努力をしたいと思います。 |