2021.02.15
哲学は何の為に
姫野はジャンルも決めず手当たりしだい面白そうな本を乱読するのも趣味の1つなのですが、昔から哲学とは?との疑問を持っていました。
所が最近「斎藤幸平の人新世の「資本論」」を読んでとても感激しました。
1つは現在の資本主義がこれからどうなっていくのか、どうならなければいけないのかについて、少し難解なのですがうまくまとめています。
現在の欲望の資本主義や修正主義では地球は救えなくて、地球は必ず滅びてしまうと論じています。
もう1つは姫野の長い長い疑問に対する回答を得たと思いました。
哲学はやはり「畑の土」なんだと感じたのです。
畑の土が良く無ければ、良い実りは期待出来ません。
当たり前のことですが、それに気づかせてくれたのです。
新型コロナはどこから発生したかと、巷ではうるさくなって来てますが、MARSもSARSも蝙蝠からと言われており、新型コロナは中国の武漢の北西1500kmの森の洞窟の蝙蝠が原因と言われているようです。
蝙蝠は全哺乳動物4000種の内1000種を占める程生命力が強く、ご存知のように口から音波を発射して、見事な飛び方をするのです。
しかし、とても細菌類に対する抵抗力が強く、口から音波を出すとき唾とともに外に撒き散らすのだそうです。
一見自然破壊とは関係なさそうですが、住む場所を追われた蝙蝠が街に出てきて感染が広まるのだそうです。
そんなこんなを考えさせてくれる一冊です。是非お読み下さい。
追) |
もう2冊面白かった本を紹介させていただきます。 スタンフォード大学の名誉学長が教える 「本物のリーダーが大切にすること」
リーダーシップの大切さを身をもって教えているのですが、中間管理職の方やスタンフォード大学に興味をお持ちの方々には楽しい本です。 3冊目はヴィクトリア朝ロンドンの少年時代を「クマのプーさん」の挿絵画家が描いた本です。心温まる本です。 |