2020.06.23
接吻は微生物の交換である
コロナの話では有りません。
発酵学の第一人者で、東京農大からたくさんの日本の発酵学界の人材を育てた「小泉武夫」の本、「くさいはうまい」に出て来る言葉です。
先週の日経の日曜版で2面に渡り特集が組まれていたので、御存知の方も多いと思うのですが、たまたま本屋で見つけて10冊ほどまとめ買いした本の中の1冊です(5/25に初版)。
姫野のような「飲んべえでおいしい物好き」にはたまらない本です。ただ本の名前を高野さんとの対談に出てくる「接吻は微生物の交換である」にしたほうが良かったのではと思います。今のタイトルだと姫野のようなおっさんしか買わないような気がします。もったいない本と思います。是非お読み下さい。
追) |
熱中症の心配な季節になって来ましたが、水分補給としてマイボトルでしょっちゅう飲む女の人が居て、驚く事が有ります。バス停で飲む人も居て、違和感を持つ事が有ります。 先日、アニマルプラネットで真夏の南極の皇帝ペンギンの熱中症予防の方法をやってました。(皇帝ペンギンは内陸で子供を育てるのです) 極寒の地のペンギンは熱が逃げないようにしっかりした毛に覆われていて、何んと身体を横(お腹を下)にして足を上げ、体温を下げるのだそうです。犬が舌と足の裏しか熱交換出来ないのに似てますね。 ちなみにわが家のリンゴは冷え冷えシートの上で喜んで寝てます。 余談ですが、ニワトリの雄が朝早く(まだ太陽が地平線に出る前)けたたましく鳴く事は皆さんも知っていると思いますが、なんとその音量は110dB(道路工事の音に近い)のだそうです。 その雄の雄叫びは、一夫多妻のニワトリの社会では大切な事のようなのですが、何んと雄は雄叫びの間だけ耳を閉じる事が出来るのだそうです。 又、雄は体内時計が23時間47分程で、ほぼ真っ暗でも正確な時間に鳴く事が出来るのだそうです。 自然て本当に面白いですね。人間も人の話を聞かない人はそんな耳を持っているのかもしれません。 先日地質学者が言ってましたが、地球が生まれて56億年、ウイルスが地上に存在して40億年、人間はまだわずか100万年程。 これを1年に直すと、ウイルスが誕生したのが春頃、人間は12月31日の終了間際に誕生になるのだそうです。 そんなしたたかなウイルスに簡単に人間が勝てる訳有りませんよね。 地球の生き物達の素晴しい能力と生き抜き方を楽しみながら、withコロナを楽しめるように早くなりたいものです。 |