2017.05.19
How To Sell
大阪コンピュータ運用会の名物と言えばソムリエの中村先生のワイン講義とその後の試飲、参加者全員への赤ワイン1本のお土産です。
もう15年(?)程、毎年住生コンピュータさんで総会の最後にやってもらってます。
本人は5年前に肝臓ガンになり、こんなものに負けられないと言い続けて今回も大変元気なお顔で講演いただいた。
講演ポイント |
「顔色も良いですね」と声をかけたら「私は良いのですが昨年末、家内が63才で亡くなりました。お腹が痛いと言ってからわずか1週間でした」と言われ、返す言葉もなかった。
仕事はいくつかの百貨店のセールスサポートをやってらして、若い方にどのように売るか教えている。
「セールス期間になんでも試飲していいですよ」と言うと客は高い物(1本?万円)しか試飲しない。
そこでプロはまず「わかりました」と言って次に「高級ワインを美味しく飲む為にお手伝いします」と言って安くライトの物から少しずつ段階を上げると客のカゴがどんどん重くなっていくのだそうです。
このような工夫があってたくさんのボトルが販売できるのだそうです。
姫野も最近20~30年着ていたジャケットの中が古くなって擦り切れてきて、仕立て屋に出したら二つで5万円かかると言われ、そろそろ新しいのを買おうかなと東急百貨店に行っていろいろ見ていたのです。
姫野の体型に合う物が無く帰ろうと思ったら、ある店主が「それは合わないでしょう、これは買わなくて良いですから、これを試してみませんか」と言う。
イタリア製でこれだと少し痩せて見えるかなと思って着てみたら、とにかく軽く着心地が良い。
少し姫野を見ながら、店主が「これはもう日本に一着しかないので定価10万円を3万にしてます」と言う。
思わず買ってしまった。
店主は一度も「買いませんか」とは言ってないのです。
ブロードの営業にも絶対にお客様に「買ってください」と言ってはいけないと常々言っているのですが、良い勉強になりました。
追) |
ブッちゃんが7月の岡山国体に東京都からの要望で障害競技に出ることになりました。 昨年秋の東京都知事杯に優勝したからだと思います。 日本と世界の競技馬との差はとても大きいようですが、少しでも小中学校や高校で馬に接する時間を作れないかといつも考えております。 日本のどこにでも馬がいる世界、素晴らしいと思いませんか。 そして、その間をモモとりんごが駆け回る夢を見てます。 |