2017.03.02
ブロードも30才に
ブロードが設立されて今年の3月3日で30周年を迎える事になりました。
今になっても昨日のように退職から設立までの色々な事が思い出されます。
その後がほとんど中抜けなのですが、その時その時で様々な人にお世話になってきた事は確かです。
本人はあまり目立たないなどとは思っていなかったのですが、ITの激しい業界でしかもパッケージでソフトだけを扱って来て、生き残るのは確かに確率的に見て低い事と思います。
ブロードが生き残って来たのは、姫野的には自分が異常に運が良い星の下に生れて来たからと思ってます。
それは姫野がゴルフや旅行に行く時は「絶対晴れる」と言い続けていると周りもそう思うようになり、たまたま外れてもすぐ忘れる事にしているのに似ているかもしれません。
なぜかいつも救世主(ブロードの)が現れるのです。
今回も30周年記念特別講演をBromium社のCTOのサイモンクロスビー氏と開催出来てとても興奮しております。
3月1日姫野が挨拶した文章を引用してみます。
ただ今紹介の有りましたブロードの姫野でございます。
拝見すると初めての方は少ないかと思いますが、目の手術をしてからサングラスをいつもかけさせて頂いておりますが、その筋では有りませんのでご安心ください。
本日はお忙しい中、ブロード30周年記念特別講演にご臨席を賜り誠に有難く御礼申し上げます。
お申し込みが多く、大変狭い会場でご不便おかけしますが、しばらくご容赦の程よろしくお願い致します。
2日後の3月3日でブロードも30周年となり、ご臨席の皆様や多くの会社や個人の方々に支えられて来ました事、重ねて御礼申し上げます。
早い物で、ブロードがコンピュータ運用を考える会の事務局として29年、セキュリティビジネスに参入してから、すでに21年が過ぎております。
多分ブロードはセキュリティビジネスの草分け的存在かと思いますが、思い起こせば日本のメジャ―銀行が海外の拠点にアメリカ連銀と同じソフトを導入したいとの申し入れが有ったのが、日本のセキュリティツールの導入の最初だと思っております。
又、3年程前から「コンピュータ運用を考える会」の会員から、セキュリティ担当をすると24時間365日、気が休まる暇が無いと相談され、いままでの方式では限界が有ると思い始めて、米国市場を調査し、Bromium社の存在を知り、CTOのサイモン氏と交渉を始めたのですが、なかなか日本進出の意向が進まず、今回ようやく皆様にご報告出来ることとなりました。
ブロードがBromium Japanとして活動することに両社が合意し、4月より正式に日本語版がリリースされる事になりました。
すでに、英語、フランス語、独語版もリリースされております。
代表的ユーザーとして、アメリカ合衆国政府やカナダ、イギリス、ドイツなどの各政府、国連、インターポールなどトップレベルのセキュリティを必要とする組織ばかりです。
アメリカ政府は10万台を超えるユーザーがいるようですが、全体の50%は金融ユーザーが占めているようです。
今回、ブロードの30周年記念講演会でB社のCTOをお呼びしたのは、今までの考え方や運用方法とは設計思想がまったく異なっている為、発想の転換や新しい考え方の理解を深めてもらい、サイバーセキュリティ対策の一助となれば幸いだとの思いからです。
すでにサイバー攻撃は、いちIT部門の問題では無く、経営者や国家的マターとなっております。早く全面的な解決が望まれると期待されています。
今までのエンドポイントセキュリティ製品が競ってきた検知率の%を一切考える必要もありませんし、無駄な労力と時間を浪費することもありません。
サイモン氏とは3年超しの交渉で今日を迎えたのですが、氏は私くしに似て、少し辛口タイプですが、尊敬に値する方と思います。
製品のアイディアはコロンブスの卵的な発想では有りますが、それを実現化する為に、深く大きな情熱とそれを裏づける、技術力が支えになっていると思います。
少ない時間ですが、氏の志や人間性を理解いただけたら、大変嬉しく思います。
講演会終了後、ブロードのセミナールームで2部として詳細デモとサイモンとの懇親会を行いますので、狭い所ですが、是非参加いただければと思います。
私は縁起を担ぐのが好きなのですが、35年前に会社を辞めるために1日3箱以上吸っていた煙草を止めました、
今回は昨年3月より2次会に行くのを止め今日を迎えることが出来ました。非常に健康的になりました。
冗談はさておき、
これにて、今までの御厚情の御礼とB社の紹介とさせていただきます。
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モモ&りんごに春の和みの一瞬です。
モモは幸運にも良性の腫瘍だったので家族ともども胸を撫で下ろしました。
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