2015.08.18
48年ぶりの熱中症 その2
熱中症対策や予防についてマスコミなどがうるさいくらい熱中症には十二分に気をつけてくださいとか、こまめに水を飲んでください、などと言っていますが、熱中症になったらどうしたら良いのかはなかなか触れられていないような気がします。
経験者は語る。
2度の経験ですが、2回とも同じだったのは、急に「悪寒」がして2時間程で40度に近い熱が出たのです。
又、その間、全く汗を掻かないので自分でも身体に熱がこもるのが分かるのですが、半分意識が朦朧として、立っていられないのです。
病院で点滴をしてもらい解熱剤を貰ったのですが、3日間は薬が切れると38.5度ほどに体温が上がり汗を掻いて息苦しくて目が覚めるのでした。
4日目辺りから薬無しでも平熱(36.0度)近くでしたが少し熱っぽいと思うと37.0度にあがっておりました。
又、解熱剤を朝晩5日間ほど飲んでようやく、いつ体温計で見ても36.0度前後と安定してきました。
最初の3日間は三食ともおかゆに梅干を中心に卵のホロホロなどをほんの少ししか食する事ができず、3日目のお昼に高級アイスクリーム(ハーゲンダッツのバニラ)、夜は黒砂糖の羊羹(小さい物一個、虎屋の「おもかげ」)を食して随分体調が回復したような気がします。
最初は水分を摂るだけでもトイレに通うほどで家から一歩も出れない状態でした。(4日目には良くなりました)
それでも3日目に歯医者と散髪に行ったのですが、歯医者は、「そう言えば僕の友達で釣りに行って熱中症になったのがいたよ」と人事のように話してくれた。
4日目(木曜日)、5日目(金曜日)と会食があったのですが、お酒は一滴も飲めなかった。
普通は2~3日でお酒を飲めるようになるのに今回は全くお酒が美味しくなくて努力しても頭が痛くなってしまうので自分で驚いております。
とにかく喉が渇いたから水分を摂るのではなく、一時間に一回は一口飲むように努力しました。
金曜日に会食の時、知らない人(病院の事務局長でした)から「血液中の水分は直ぐ健康体に戻らないから注意したほうが良いですよ」といわれた。
近頃の医者は何かあると「姫野さん、インターネットで調べてうまく対応してください」と言う時代になったのです。
新しいクラブが届いたので、土日の二日間朝5時からゴルフレンジの早朝タイムで一時間程練習したら少し汗を掻くリズムが戻ってきたようです。
ゴルフで熱中症になったのに皮肉なものです。