Ⅰ. | 夏の定番 冷やしソーメン(作り方省略) | ||
通常麺つゆに「わさび」を入れる所を「梅干しのタタキ」を使う。 一人梅干し1個~2個を用意。種を取りまな板に乗せ太鼓のばちのように包丁でたたいて、麺つゆに多めに入れる。(強く包丁を握らないのがコツ)特に夏の暑い日にはお勧め。(当然茗荷や大葉やわけぎも入れる) |
|||
Ⅱ. | 二日酔いの後の定番 ホットソーメン (5分) | ||
作り方:① | 多めの水(ドンブリ1杯半)を沸騰させ、その中に大門素麺を半分に割りいれる。強火のまま吹き上がって来たら真ん中のアクを多めに4~5回すくって捨てる。水をコップ1杯入れ再沸騰したら出汁の素を適量入れ火を止める。 | ||
作り方:② | ドンブリに移し、梅干しを手で潰して上に乗せ、葱やわけぎを少々かけ出来上がり。好みにより、とろろ昆布や冷蔵庫の残り物をトッピング。又、目刺し2~3本有れば尚美味しい。 | ||
※ポイント:梅干しやトッピングにより味が濃くならないように注意! せっかくのソーメンの味が台無しになります。 |
|||
|
|||
大門素麺のルーツ(売薬さんの話がきっかけで誕生)
|
|||
大門素麺は元来、能登半島から伝わったもの。嘉永元年(1848)に砺波郡大門村(現在の砺波市大門)の田守三右衛門が売薬行商で能登をまわっているときに、加賀藩の御用素麺を製造していた蛸島(石川県珠洲市)の栗田次兵衛と知り合いになり、その素麺を大門村の中島次兵衛らに紹介した。中島は蛸島へ出向いて素麺製法を習得し、農家の冬の副業として素麺づくりを始めたと伝えられている。
やがて、大門農家の冬の副業として広まった素麺作りは、時を重ねるとともに味が磨かれ、「大門素麺」のブランドを作り上げました。半乾きの麺を手まり形に畳み込み、麺はちょっと太め、しっかりとしたコシが決め手の富山名産品。 売薬さんの話がきっかけで素麺が誕生したというのもなんとも富山らしい逸話といえる。 大門素麺は、冬の寒冷期(真夜中の午前1時頃から作業が始まる)の、空気の乾燥した時期のみに製造された素麺でありますから「コシ」があり、「歯ざわり」の良い素麺です。特に極上の小麦粉の特性を生かし、充分な熟成度に合わせて細かく長く引き伸ばし、その製法は、長年守り続けてきた伝統製法で作られています。 |
|||
以 上 |
Topics国内 2006年に戻る「男厨房に入るべし」