2015.04.15
「木乃婦」に行ってきました
「コンピュータ運用を考える会」が滋賀の大津近くの東レさんのセンターで行われて、次の日何とかやりくりして京都の有名な「木乃婦」に行ってきました。
直接行く動機になったのは、前週の読売新聞の夕刊に載っていた記事でした。
京都大学の化学出のご主人がこだわりを持ってメニューを出さないサービスを始めたと書いてあったのです。
残念ながらお昼しか時間が無かったのでコースの一番上の7,000円を予約しました。(ご主人のサービスは当然受けられないのです)
最初のお通し(湯葉豆腐の雲丹乗せ)がとっても味が濃く、いっぺんで興醒めしたのと、メニューが無いのか尋ねると、前もって言ってもらわないと用意できないと言うのです。
しかも、広間には隣との衝立も無く、年寄りの大声(耳が悪い人特有の)が聞こえ、とても残念でした。
人気が出ると仕方ないのかもしれません。
又、姫野が勝手に小さな店と決めていたのも良くなかったのでしょう。
釜飯が出て、かなりの量がありましたが、不手際があり仲居さんに一応「気をつけたほうが良いですよ」と言ったら仲居頭のような人が来て、別な釜飯にお取替えしますと言いに来た。
こちらとしてはそこまでしてもらうつもりでなく、「今後気をつけられたほうが良いですよと思って言ったのです」と言ってその場は終わったのです。
最後、驚くほどのデザート6種が弁当のように入ったセットが出てコースは終わったのですが、2時間もかかり次のアポもあり、慌てて清算してもらい下に降りたら仲居頭が、「どうも今回は大変失礼しました」と言って鯖の棒鮨をお土産に持たせてくれた。
当日は予定が狂って朝9時に大阪のお客様の所に行く、とんぼ返りで「木乃婦」へ行き、4時に又大阪の別のお客様の所へ行き、6時新大阪で別のお客と会食し、最終新幹線で2週連続家に帰った。
でも、最終の新幹線はいつも普通・グリーンとも売り切れで自由席には立っている人も多いのに驚かされる。
朝一番の新幹線も何時も一杯なのですが、日本人が相変わらず仕事大好き国民であることは間違いないと思います。
やはり仕事はメールや電話でするものではなく、直接顔を見て自分の会社の都合でなく、ユーザの気持ちを十二分に汲み取る事がいかに大切か近頃思い知らされる事が多く、来週の海外でもその大切さをさらに強く思うと思う。
貰った「鯖鮨」は身がとても厚く、あの口の悪い母親に週末一切れ食べさせたら、何と「久しぶりに本当に美味しい鯖鮨だ」とべた褒めでした。
親孝行もできた「木乃婦」でした。